第32回ニセコひらふエリアマネジメント検討委員会/【会議録】

Author: kohei

第32回ニセコひらふエリアマネジメント検討委員会/【会議録】

ver.1130

日 時:2014年11月28日(金) 16:00〜

場 所:サンスポーツランドくっちゃん

参加者:委 員/田中、渡辺、田中P、阪井、早川、廣川、岡田、フィンドレー

    委任状/(二川原、赤前、石川、角田)・・計12名参加(定足数を満たした)

    役 場/文字課長

    事務局/山本、梅田                       ※敬称略順不同

【報告事項】

 1.前回検討委員会以降の経過報告

  1)受益者分担金制度に関する倶知安町の精査作業の経過報告・・・文字課長から

   ◎現在、役場で行っている各エリマネ事業の財源として分担金の可能性の精査過程を説明

  • それぞれの事業の受益と負担の関係を明らかにできるか、という課題があった
  • そこで、エリアマネジメント事業を大くくりで7つの事業に区分し、個々に精査した

 〜①RH、②防犯灯、③中央公園整備、④道路清掃等、⑤道路案内マップ(ビレッジマ

ップ看板とひらふ坂の情報ボックスに掲示しているマップ)、⑥イルミネーション、

バナー等、⑦パトロール

 →これら7つの事業のうち、分担金でいけるかもしれないという判断になった事業は、

次の3つ〜①RH電気料、②防犯灯維持管理、③案内マップ看板

  • これらの3つの事業は、今後、道や町村会等法務機関に、早急に法務相談として問い合わせする
  • しかし、受益者としてビジネスだけを対象とする事業であれば、対象事業は広がる可能性もあるが、受益が及ぶと考えられるエリアや対象者は限定されるだろう。
  • エリアマネジメントの定義「地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための、住民・事業者・地権者等による主体的な取組」が、今回の設定(提案内容)においては、その活動財源手段として強制力が発動される「分担金」(地方自治法)を取り入れることが、これまでの学習経過からして、いかにも難しい、なじみにくいところが明らかになってきている。

    ・これから、これらの精査結果をもとに、町村会や道に法務相談する

    ・来週早い時期に法務相談を出したいというスケジューリング

  • 先方も関心持っているので、回答は早いのではないかと思うが、わからない

   ◎質疑から

・随分遅れたが、やっと具体的な作業が進み出したという印象を受ける

  • わかりやすく納得しやすい<受益と分担>関係を最初に見出し、その後、その周辺の<受益と分担>の関係把握に繋げていくことができないか、と考えているが、相談してみないとわからないので、過度な期待は出来ない

    ・事務局人件費については、どうなるのか?

     →人件費単独での事業項目化は難しいが、事業に絡んで人件費を計上(ABC)すること

      は可能かもしれない

  • 案内看板に載っている店と載っていない店の違いがあるので、分担金化は難しいのではないか? 個々に受益者は異なるので、分担金を賦課するのは複雑だろう。

     →掲載されている店舗だけを受益者とする考え方だ(「分担金」の性格上。現実的に実

      施するかは別問題として)

  • 分担金対象が事業ごと、店によって異なってくるので、支払い者が複雑になって、分担金制度では難しいと思う。徴収手法を替えた方が良いのではないか。

     →あとの議題に絡むので、そこでまた議論したい

  2)まちづくり懇話会の状況・・樺山、第一、第二・第三、ほか・・参加各委員から報告

   ①第一:厳しい意見が多かった。分担金ではダメではないか、事業項目が多過ぎ,という意

       見。

       しかし、何らかの組織を作ることは理解しているので、応援するという受け止め方。

       相互に歩み寄れるのであれば、強い味方になるかもしれない

       こちらがこれまで急ぎすぎたかもしれない。相談の持って行き方を再考すれば良い

       大げさな情報ばかりが先行して、具体的にきちんと伝わって来なかったという意見

   ②第二・第三:昨年度に金額を出したのが裏目になって、負担額が高くなるのではないかと

       いう印象を持っているようだ。

  無理せず、できる事業からはじめたら、という意見

   ③樺山:基本的には賛成だが、分担金制度は無理でしょう、という反応

  代替案として、賛同者だけで会費集めて小さな事業をしたらいい、という意見

  町内会をもっと活性化したら良いという意見も

   ◎全体の傾向としては、「小さくはじめよう」、「分担金に拘るな」、が共通した意見のようだ

  3)「エリマネ博士Q&A」、「瓦版」15号の発行・・

     〜報告を省略

【検討事項】

 1 来年4月からのエリマネ事業開始が難しいことの、状況確認について

  • 徴収制度やその手法に拘らずに、もう一度振り返って、分担金に反対の人も議論に加わってもらうため、冬の間、分担金制度に関する住民議論や検討議論をいったんクールダウンした方がいい
  • 分担金で出来る領域があっても、他のいろんな方法も含めて総合的に検討した方がいい
  • 役場に代替制度の検討をお願いしたいし、その過程に検討委員会も関与していく
  • しかし一方で、エリマネ組織の立上げまで役場は支援する仕組みになっているので、来年度の法人立上げに向けて進めていくべきという考え方もある
  • いずれにしても、今後の検討過程で事務局的機能が必要なので、役場からの支援をお願いしたい

→ニセコひらふが国際リゾートを育んでいる最中にあって、また稀有な地域事情を抱え、

 生活しながらも闊達な観光振興を展開し続けなければいけない。しかしながら、それ

 らを支える(直接的な収益が見えない)「地べた」のところに対処するマンパワー(事

 務局機能)強化の必要性や緊急性を役場内の担当としても、理事者と話し合っている

 が、観光振興を担う団体、役場の体制(関わり方)とエリアマネジメントに係る組織

 の関係性含め、なかなか説明し切れていない。

  • 役場の観光課をひらふに全部持ってきて、エリマネ支援も担ってもらってはどうか
  • 観光協会とBIDの関係があいまいになる可能性は?
  • プロモーション機能と地域運営機能を分けたこれまでの位置付けを継承し、エリマネの役割をより明確にした方が良い
  • 事務局に必要な機能を明確にするためにも、事業の精査が必要となってくる

●分担金制度を再検討すべき、という方針について採決・・・賛成=7名(全員)

●住民に、4月発足が難しくなった旨のアナウンスを出したほうがいい

 2 分担金制度による徴収と他の徴収方法の比較検討をどのように進めるか

  • ひらふの状況や課題を解決する上で、不在の不動産所有者も対象とした強制的な財源確

保はどうしても必要ということの場合、その方法は、①固定資産税不均一課税、②法定外目的税、③分担金がある。(大阪での整理を参考に)

  • 釧路市の(阿寒湖)入湯税アップの方法は、条件設定による減免制度をうまく組合せて、

表面的には不均一課税のような仕組みにしているが、制度的には不均一課税ではない。減免等の組合せについては、周到な合意形成を図って実現を目指している。

・どの徴収方法においても、事業内容の如何が,制度選択の検討にとって不可欠な情報

  • であるにしても、従来の事業案程度のレベルのまま、他の徴収手法が可能かどうか、国

等に打診すればいいのではないか

  • いくつかの選択肢のどれもが難しいと判明した場合は、「特区」を目指すことを考えて

も良いのではないか

町の方で、分担金制度の精査と合わせて、代替案の検討を進めていく

 3 エリマネ事業案の見直しについて

   ◎ 次の順序で進めてはどうか,との提案を行った

  1. これまでの事業内容(昨年度の詳細データ)の再集約・・・概ね。役場に伝達済み
  2.  ①のデータが、役場の分担金制度精査にとって不十分な内容ということなので、各事

 業案の既定内容に基づいて、さらに具体化作業を行う

  1.  ②の具体化データをもとに、役場内(文字課長+行政電算係)で、分担金制度に合致

 するかどうか精査を深める

  1.  ③の精査結果を受けて、検討委員会で共有に向けた検討を行う

   ◎意見交換

・事業案があいまいになっているので、その精査を進めるということが目的

  • 分担金制度の精査にとっても必要だが、他の制度検討にとっても事業案の具体化は必要

だし、エリマネ法人の事業計画としても具体化作業は必要、という以前からの位置付けだった

  • 財源確保の制度、方法がはっきりしないと、事業の具体化検討してもその作業が無駄に

なるのではないか

  • 事業の具体化については、行政サイドでも、政策予算の対象として検討するなど、様々

な側面から検討を加える上でも、一層の内容具体化は必要なこと

  • 事業項目の再検討については、項目を増やすのではなく、絞り込む方向で再検討すべき
  • RHの受益者負担の割合については、これまでの提案額に拘らずに、さらに減少できないか等、検討の余地はまだ残っている。なので、負担額は流動的。

●事業案の精査については、役場から不明点の質問受けて、それについて検討委員会でCC

メール意見交換することで進めていく。この方法だと、冬の間でも実施可能。

  • 当面冬季期間中は、この方法で、検討委員会の意向を暫定的に集約し、倶知安町ともそ

の内容を共有していく

   ◎その他の話題から

  • 第二町内会では、電気料金を払えなくなっている。エリマネの発足を待っていたことも、

この事態の背景だが、もう既に町内会費の残高がなくなってしまって、宙ぶらりん状態。エリマネ発足が延期すると、この問題に対応できなくなる。どうしたら良いか。

 〜第二では、役場への支援申請を模索中とのこと

    ・防災無線で「食中毒警報等を流す」ことを申し入れる

 4 今後の取組み方針

  • 上記「エリマネ事業案の精査」が終わるまでに、検討委員会として進めておくべきこと

〜法人化規約案等の精査・・・原案(PPT資料)をもとに、研究会で進行中

● 住民と状況認識を共有するためのコミュニケーション

  1. 住民懇談会(全体、地区別)ほか・・・いつまで継続するか?
  2. 住民説明会・意見交換会・・・役場の事業案見直しが終わってから、それをもとに?

   →検討時間がなく、未審議

 5 ほか

  • 冬季期間中の検討委員会の開催をどうするか

      →例年通り、2~3月まで、休止

      →重要案件が生じたら、コアメンバーが連絡とりあって対応し、検討委員会CCメー

       ルで共有する

(以上)

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